2024年02月01日
マイコンでオペレーティングシステム(OS)を使用せずに、
FAT32フォーマットのSDカード上のファイルをリード・ライトすることが
できるようになりました。
FAT32は、Windowsなどの主要なオペレーティングシステムで広く使用されているファイルシステムです。
マイコンでOSを使用せずにFAT32のSDカードのファイルをリード・ライトする技術は、システムリソースの制約があるマイコン環境での開発において有用です。
一般的に、ファイルシステムのリード・ライトを実現するには、ファイルの構造やディレクトリの管理、データブロックの読み書きなど、ファイルシステム固有の操作を理解し、実装する必要があります。
また、ファイルシステムの仕様を遵守することも重要です。
この機能を活用すると、センサデータのロギング記録、アプリ設定値の保管、音声や画像データの保持などにSDカードをフレキシブルに利用できます。
マイコン
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Icons8 2024年01月19日
XBee3はMicroPython対応の無線モジュールで、
このモジュールにMicroPythonのコードを書けばI/Oポートの制御が可能になり、
IoT開発がマイコン無しでできます。
例えば上図のようにLEDを点灯させたい場合、シンプルに実装できます。
温度、湿度、照度といったセンサデータの受信など、
ワイヤレスIoTアプリケーションの実現が容易になります。
この技術を利用した弊社の実績のご紹介は→コチラ(直流電源装置)
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Icons8 2023年11月09日
マイコンでLEDをグラデーション動作させるソフトウェア(アルゴリズム)の開発をしました。
マイコン(RENESAS:RX220)とLEDドライバIC(PCA9635)をI2Cバスで接続してLEDを光らせています。
光らせ方をグラデーションにするには輝度は直線だがPWM値は曲線になるため計算式を導き出すのが最大の壁で
した。(図1)
LEDの輝度はループ計算により求める方法では途中の輝度から始めることができないので、何ms後に輝度をどうすれば良いかを前処理計算して逐次計算と組み合わせることで実現できました。(図2)
フルカラーLEDのRGB(赤、緑、青)を個別に計算しています。